講演日：2024年5月22日

インタビュー

現在の仕事に就きたいと思った理由、きっかけは何でしょうか

現在の仕事に就きたいと思った理由は、稼業として小さいころから受け継がれてきた運命や使命を感じたからです。他の選択肢もありましたが、事業承継の流れと幼少期からの家庭環境で、会社と共に育ち、物流社会の重要性に気付きました。物流は社会の血液のようなもので、その未来を感じたため、この道を選びました。未来を創る一員として、皆さんも自分の使命や可能性を信じて挑戦してほしいと思います。

仕事の魅力、やりがい、心掛けていることを教えてください

私が常に心掛けているのは、誰に対しても誠実でいることです。物流業は社会のインフラとして欠かせない役割を果たしており、平時から有事まで、必要なものを必要なときに届けることに大きな意義があると考えております。社員の成長や社会貢献、暮らしの支えとしての使命感は計り知れません。物流業の裏方としての重要性を理解し、人材育成を通じて社会全体に貢献してまいります。

難しいと感じることは何でしょうか
また、それをどのように解決していますか

物流業界も急激な時代の変化、人手不足、そして業界の垣根が無くなることで競争が激化しています。この課題に対し、私たちはトライアンドエラーを繰り返し、弊社の創業理念と社会への大義を忘れずに取り組んでいます。

この業界を目指す学生や、就職活動を控える学生（業界問わず）へのアドバイスをお願いします

社会の一員として、常につながりを意識し、探求心を持ち続けてください。選択肢を広げ、社会の真実を追求し、変化に対応する力を養うことが重要です。思い立ったら行動し、経験と教養を積み重ねてください。やりたいことに挑戦し、人に迷惑をかけず、自分の意見を大切にすること。想像して、創造しつづけることが大切です。

今回の講演で学生の皆さんに一番伝えたかったことは何でしょうか

固定概念にとらわれず、「なんでや？」「ほんまか？」「こうちゃうの？」と常に疑問を持ち、物事を多角的に見る視点を養ってください。どんな環境でも生きていける力を身につけるために、さまざまな経験を積み、引き出しを多く持つこと。Well-Beingを追求する（佳く生きる）ために自己実現?自己決定?自己責任を持ち、人生を歩んでください。